内容説明
神は在るか、魂魄は在るか。生命の不思議、宇宙の神秘、宗教の起源、非日常的現象。生と死が行き交う日々の中で、臨床医が自らの体験を通して思索した「力」と「永遠」、そして人の一生。
目次
第1章 生と死の交差点で(幼い頃の記憶;私が医者になった理由 ほか)
第2章 神は在るか(科学と科学主義;自然科学という「思想」 ほか)
第3章 非日常的な現象(自分の中に入り込む他者;Bさんの治療 ほか)
第4章 「霊」について研究した人々(スピリチュアリズムとは何か;宗教とスピリチュアリズム ほか)
第5章 人は死なない(摂理と霊性;人の知は有限 ほか)
著者等紹介
矢作直樹[ヤハギナオキ]
昭和56年金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、外科、内科、手術部などを経験。平成11年東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。平成13年東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)