パンツァー・オペラツィオーネン―第三装甲集団司令官「バルバロッサ」作戦回顧録

著者:ホート,ヘルマン【著】〈Hoth,Hermann〉/大木 毅【編・訳・解説】
出版社:作品社

商品説明

内容説明

総統に直言、陸軍参謀総長に異議、戦車将軍に反論。兵士たちから“親父”と慕われ、ロンメル、マンシュタインに並び称される将星、“知られざる作戦の名手”が、勝敗の本質、用兵思想、戦術・作戦・戦略のあり方、前線における装甲部隊の運用、戦史研究の意味、そして人類史上最大の戦い独ソ戦の実相を自ら語る。貴重な原書オリジナル図版全収録。



目次

第1章 序説
第2章 前史
第3章 国境地帯における敵の撃砕―六月二十二日〜七月一日
第4章 ヒトラー大本営
第5章 ミンスクからドヴィナ川へ―一九四一年七月一日〜七日
第6章 スモレンスクの戦い―七月八日〜十六日
第7章 スモレンスク包囲陣の維持―七月十六日〜八月十八日
第8章 モスクワ、キエフ、もしくはレニングラード
第9章 ヴャジマ戦に至るまでの作戦



著者等紹介

ホート,ヘルマン[ホート,ヘルマン] [Hoth,Hermann]
1885‐1971。ドイツ国防軍の軍人。最終階級は上級大将。第一次世界大戦前に参謀将校としての訓練を受け、第二次大戦開始時には歩兵大将に進級、装甲部隊である第15軍団長を拝命。ポーランド侵攻で戦功をあげ、騎士鉄十字章を受ける。翌年のフランス作戦でも侵攻の尖兵となり、その功績で上級大将に進級。1941年のソ連侵攻では、第3装甲集団司令官に任命された。グデーリアンの第2装甲集団と協力し、史上空前の包囲殱滅戦を実行。1943年秋、ウクライナの大都キエフの防衛に失敗し、ヒトラーに解任された

大木毅[オオキタケシ]
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、現在著術業。2016年より陸上自衛隊幹部学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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