内容説明
「新・世界七不思議」の一つペトラ遺跡の初の本格紹介!BC3〜AD9世紀、ユダヤ王国に隣接し、砂漠に壮麗な神殿を残して消えた謎の文明。姿なき神から人格神の形成へ、インドとの交流、ギリシャ・ローマ文化の影響など歴史的・文化史的意義を解明する。図版69点収録。
目次
第1章 忘れられた文明への接近
第2章 羊飼い、王、十字架・民族の発展の段階
第3章 ナバテアの宗教とその変容
第4章 ナバテア芸術の言語
第5章 遊牧民から農民へ
第6章 ナバテア人とユダヤ人―対照的な隣人同士
第7章 ペトラ―祭司と王の都
第8章 シブタ―教会と貯水槽の都市
著者等紹介
持田鋼一郎[モチダコウイチロウ]
1942年、東京生まれ。1965年、早稲田大学政経学部卒業。出版社勤務を経て紀行・伝記作家。歌人。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)