内容説明
旅するように生きれば、毎日こんなに面白い!14年にわたるヨーロッパ転々生活と帰国後の田舎暮らしのなかで遭遇した日々の小さな事件や愛すべき人びとを、ドキリ、クスリ、ホロリと描く56のエッセイ集。
目次
フランクフルト―冬の朝
デーモンちゃん―その一 歴史への遠慮
デーモンちゃん―その二 ダビデの星
ゴマムシ狂騒曲
夜の世界に―第一〜三幕
まさかのオウンゴール
ポーラのクラッシュ
フランス語プチ・レッスン―消えた「Je・ジュ」を追いかけて
ブリュッセル・こぼれ話
我が家の浄化槽―その一 あるはずないでしょ!〔ほか〕
著者等紹介
堤小枝子[ツツミサエコ]
ドイツ人の夫と結婚後、夫の仕事に伴ってドイツ、ルクセンブルク、ベルギーなどを遍歴する。帰国後、約十四年間のヨーロッパ生活と、その後の日々を綴った「小枝通信」を、国内外の友人たちに向けて配信している。元日本語教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)