商品説明内容説明
私の街から戦争が見えた!戦中の大阪・茨木市で、女学生が覚醒剤入りチョコレートを包んでいたことが、ある女性の証言で明らかになった。それを契機に、筆者は「ヒロポン」と「特攻」に関する証言や資料を集める。調査を進める中で、特攻兵にヒロポンを打ったと証言する医師と出会う。反戦平和への筆者の意志が、近現代史の暗部に斬り込んでいく。
目次
1章 女学生が包んだ覚醒剤入りチョコレート
2章 学校と生徒を根こそぎ利用した日本軍
3章 覚醒剤入りチョコレートはなぜ作られたのか
4章 ヒロポンと特攻
5章 特攻とは
6章 軍医・蒲原宏が見た特攻兵と特攻基地
7章 生きていてはならなかった特攻兵
8章 特攻を命じた上官と特攻を拒否した指揮官
9章 特攻兵を見送った人々
10章 特攻を可能にした軍国主義教育
11章 特攻とどう向き合うのか
12章 戦争責任について考える
13章 日本はなぜ無謀な戦争・愚かな作戦に突き進んだのか
14章 二度と戦争をしないために
著者等紹介
相可文代[オオカフミヨ]
1950年、三重県生まれ。元大阪府中学校社会科教員。退職後は教科書問題に取り組む。2021年、『「ヒロポン」と「特攻」女学生が包んだ「覚醒剤入りチョコレート」梅田和子さんの戦争体験からの考察』を自費出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
私の街から戦争が見えた! 戦中の大阪・茨木市で、女学生が覚醒剤入りチョコレートを包んでいたことが明らかに。それを契機に、筆者は「ヒロポン」と「特攻」に関する証言や資料を集め、近現代史の暗部に斬り込んでいく歴史スクープ。
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