内容説明
藪の中で、一人の男の死体が見つかった。だが、関係者の証言はそれぞれ食い違い、果たして真相はどこにあるのだろうか。芥川龍之介の名作が、和のモチーフを独特な感性で描く大迫力の作品で人気を集めるイラストレーター・おくによって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第40弾が登場。小説としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。
著者等紹介
芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
明治25年(1892年)生まれ。東大英文科卒。大学在学中に菊池寛らと第三次『新思潮』を創刊、第四次『新思潮』に「鼻」を発表し夏目漱石にその才能を認められる。代表作に「羅生門」、「蜘蛛の糸」など。死後、菊池寛により芥川賞が設けられた
おく[オク]
和のモチーフを独特な感性で描く大迫力の作品で人気を集めるイラストレーター・漫画家。2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』公式サイトのイラストを担当したことでも話題を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人気シリーズ「乙女の本棚」第40弾は、文豪・芥川龍之介×イラストレーター・おくのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。