内容説明
構造式や添付文書、インタビューフォームに記載された数値から深掘り、すぐに調剤業務に活きる!「降圧薬の追加で本当によいのか?説」「謎の湿疹は日光と服用薬による副作用かも?説」など、薬剤師が臨床で感じる『説』を患者と薬物のデータから考察し、患者に適した処方を考える書籍です。ふと、思った疑問やアイディアを、構造式や添付文書、インタビューフォームに記載された薬物動態の数値から深掘りして考えるため、調剤に新たな視点を与えてくれるとともに、すぐに調剤業務に活かすことができる知識が詰まっています。
目次
突然血圧コントロールできなくなった患者
痒みを訴える患者
アモキシシリンが重複している処方箋を持参した患者
喉の痛みを訴えて抗菌薬が処方された患者
体重が増加してきた糖尿病患者
下痢の症状を訴える糖尿病患者
夜間頻尿を訴える排尿障害患者
帯状疱疹の処方箋を持参した患者
花粉症に悩む授乳婦の患者
不眠症状に改善の兆しが見える患者
インフルエンザを発症した乳児の患者
逆流性食道炎を起こした患者
初めて痛風発作を起こした高尿酸血症患者
貧血により鉄剤が処方された患者
中耳炎の小児の患者
めまいと頭痛を訴える患者
食欲不振がみられる患者