内容説明
川嶋直流KP法(紙芝居プレゼンテーション)作成の全プロセスを公開。アナログプレゼンテーションのすすめ。
目次
第1章 プレゼンテーションの考え方(「伝わる」とは?;「見える化」の可能性 ほか)
第2章 KP法とは(KP法の機能;KP法の特徴 ほか)
第3章 KP法の作り方(ブレスト編;下書き編 ほか)
第4章 KP法の話し方(プレゼン編;修正編 ほか)
第5章 KP法の使い方(KP法によるプレゼンテーションの様々な工夫;KP法をオンラインでやる工夫 ほか)
著者等紹介
川嶋直[カワシマタダシ]
川嶋直事務所代表。公益社団法人日本環境教育フォーラム主席研究員(2014〜2022年理事長)。NPO法人自然体験活動推進協議会理事。一般社団法人日本インタープリテーション協会理事。1978年早稲田大学社会科学部卒業。1980年代に財団法人キープ協会(山梨県北杜市)で環境教育事業を組織内起業。以降30年間にわたり参加体験型環境教育プログラムの開発と人材育成を行う。2005〜2010年には立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授も務める。2010年キープ協会役員退任後は、自身が普及に努める「KP法」や「えんたくん」などの参加型コミュニケーション手法を駆使して、年間数十回の企業研修、ワークショップ、セミナーなどを行っている。2020年4月以降は全てのセミナー・講座・フォーラムがオンライン化され、Zoomを使ったオンラインファシリテーションのスキルも磨いている。オンラインでもアナログなコミュニケーションの可能性を多く見出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
KP法(紙芝居プレゼンテーション法)はA4の紙とマーカーがあれば誰でもどこでもすぐにできるアナログでシンプルなプレゼンテーション。
その優位性は「余白」があるところにもあります。
思考整理しながら作り上げる、情報が絞り込まれたシンプルなプレゼンは、聴き手に考える余裕を与えます。だからプレゼン後に、話し手と聴き手、聴き手同士の「対話」が始まる。
それはつまり「伝わった」、聴き手の「行動」がすでに始まっているということ。
プレゼンのシーンはもちろん、学校の授業やワークショップ、企業の会議、ブレーンストーミングなど、プレゼン以外の場面でも活用でき、コミュニケーション方法のひとつとしても注目のKP法。
この手法の第一人者である川嶋直が、KP法作成の全プロセスと、様々な活用法を紹介します。