内容説明
この本で紹介する食材の9つの効能―余計な水分を除く、体を潤す、エネルギーを補う、消化を助ける、体を温める、リフレッシュ、熱を冷ます、気持ちを落ち着ける、血流を改善する。食べてきれいに、健康になろう!漢方・薬膳で「この食材は何に役立つ?」がすぐわかる。
目次
1 野菜薬膳生活の基本(「薬膳」ってなに?;これだけわかればOK 薬膳と漢方の関係;野菜薬膳を始めよう;食材のもつ9つの効能)
2 食材図鑑(植物性食材;動物性食材;調味料・飲み物)
著者等紹介
橋口亮[ハシグチマコト]
1952年北海道生まれ。東邦大学医学部卒。産婦人科、麻酔科、皮膚科の研修を経て、北京中医科大学日本校にて漢方を学ぶ。1994年より緑蔭診療所で現代医学と漢方を併用した診療を行っている。東邦大学東洋医学科客員講師。更年期障害、月経前症候群、月経不順などの婦人科疾患、メンタル不調のほか、アトピー性皮膚炎を始めとする慢性皮膚疾患の漢方治療も行っている
橋口玲子[ハシグチレイコ]
1954年鹿児島県生まれ。東邦大学医学部卒。東邦大学医学部客員講師、および薬学部非常勤講師、国際協力事業団専門家を経て、1994年より緑蔭診療所で現代医学と漢方を併用した診療を行っている。循環器専門医、小児科専門医、認定内科医、医学博士。高血圧、脂質異常症、糖尿病、アレルギー性疾患、およびメンタル不調などの診療のほか、ハーブ療法やアロマセラピーを用いたセルフケアの講演、執筆活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
好評既刊『野菜薬膳食材事典』の文庫版が登場!
世界で一番やさしい薬膳生活、それが「野菜薬膳」!
ふだんの食材の基本データと効能、他の食材との組み合わせたミニレシピを図鑑形式で掲載。
今日の献立を考えながらページをめくっているだけで、難しいことは一切抜き、
毎日の食事を通してもっときれいに、健康になるための薬膳思考が、誰でもかんたんに身につきます。
最近お肌が乾燥する……そんなときは、「体を潤す」れんこん・アスパラガスを!
赤いにきびができちゃった……肌の炎症を鎮めてくれるのは「熱を冷ます」働きをもつトマト・きゅうり!
手足が冷えてむくんでしまう……「体を温める」ねぎ・しそ・しょうが・にんにくをたっぷりとりましょう!
いつも何気なく食べているものが、何の役に立つのか、
漢方・薬膳に基づいて、やさしく、わかりやすく整理しました。
特に現代人に不足しがちな野菜を中心にまとめています。
五行・五味や陰陽など、漢方の難しい理論がわからなくても、まったく問題ありません。
薬膳を毎日の健康・美容に役立てるための、世界一やさしい方法をご紹介します。