基礎から学ぶ浄土真宗 信心と利益 - 救いのよろこび

著者:内藤知康
出版社:法蔵館

商品説明

出版社内容情報

好評の人気授業の書籍化、第3弾! 信心とは? 救いとは? 自力と他力の違いは? 至心・信楽・欲生とは? 二種深信とは? 真宗学の第一人者が浄土真宗の教義を理路整然とわかりやすく語る。浄土真宗を学ぶための決定版。

《目次》
まえがき(内藤ゼミ二期生・京都女子大学元非常勤講師・大分市光國寺住職 稲田英真)
第一章 信心の意義──真宗教義の最要──
 一、信心を讃える十二の表現
 二、往生成仏の正因としての信心
 三、菩提心と明恵の批判
 四、三一問答
    信巻別撰説/字訓釈──天親はなぜ「一心」と言ったのか──/法義釈──阿弥陀仏はなぜ三心を誓ったのか──/今をよろこぶ信心──信楽──/死後への不安を超えて──欲生──/成仏の種になる信心
第二章 信心の相──聞と無疑──
 一、聞名の意義
    聴と聞/第十八願成就文の「聞」/仏願の生起を聞く/仏願の本末を聞く/疑いなく聞く
 二、信心の相
    疑蓋雑はることなし/二種深信
第三章 救われがたき者の救い
 一、難治の機
    謗法罪/五逆罪/一闡提
 二、極悪最下のための極善最上の法
 三、逆謗除取──除かれるのか救われるのか──
    曇鸞の逆謗観──八番問答──/善導の逆謗観──抑止と摂取──/親鸞の逆謗観──回心すればみな往く──
第四章 信心がもたらすもの──真宗の利益──
 一、現生の利益
    現生十益/入正定聚の益/真の仏弟子/弥勒と同じ/諸仏とひとし/分陀利華
 二、来生の利益
    往生即成仏/往生後の活動──還相の意義──
第五章 方便の教え──真実にあらざる道──
 一、真実の浄土と方便の浄土
    浄土に生まれる三つの願/化土は閉ざされた世界/源信の報化二土/化土往生で失う利益/往生できるなら化土でもいいのか
 二、外教と神々の位置付け
    仏に教化されるべき迷いの神々/仏・菩薩の化身としての神々
 三、神々に対する姿勢
    神祇不帰依/神祇不軽侮/「神」の概念規定に注意する
第六章 念仏者の生活
 一、他力の信心で何が変わるか
    一切衆生の本当のすがた/親鸞の悲歎と慶喜/信を獲ても変わらない罪悪性/信を獲ることによる変化──世をいとふしるし──
 二、念仏者の実践
    権力者を通じて念仏を弘めること/造悪無礙への誡め/煩悩のアクセルと本願のブレーキ/間違い続ける私を包む光
あとがきに代えて(内藤ゼミ大学院一期生・京都女子大学非常勤講師 那須公昭)




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