内容説明
これは映画の本ではない!!「Vシネマ」という名の“生と死”の、そして“希望と絶望”の本である。
目次
淀川長治―映画評論家の慟哭
我王銀次―間違いなく生きている
西村潔―死ぬにはまだ早い
可愛かずみ―魅入られたアイドル
小池要之助―やるせないブルース
池田敏春―黒い冬のクロニクル
橋場千晶―タッチ・バニシングポイント
山田辰夫―サンダーロード・ライダー、死んだあの日のこと
桜塚やっくん―ケジメにもならない
南木顕生―あいつのいない劇場
持永昌也―最後の友を待つ
Vシネマの青春―無頼人別帖
根室さん―訃報を自らの手で配っていた
北村広一―こんな男がいた
菅原文太―その死
著者等紹介
谷岡雅樹[タニオカマサキ]
昭和37(1962)年10月20日北海道真狩村生まれ。ノンフィクション作家・映画評論家。北海道立札幌南高等学校卒業。2010年度より『キネマ旬報』ベストテン選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)