内容説明
伝統と現代性を両立させ新たな話芸を切り拓く!独特な語りの魅力で人気復活の兆しを見せている講談師・浪曲師の世界を紹介。その歴史や現状、師匠選びから入門、真打にいたるまでの道のりもくわしく解説!
目次
1章 ドキュメント 伝統を現代の中で生かす(今を生きる女性講談師―一龍斎春水さん・講談師;一番人気の二ツ目講談師―神田松之丞さん・講談師 ほか)
2章 講談師の世界(講談の歴史;講談のある場所 ほか)
3章 浪曲師の世界(浪曲の歴史;浪曲のある場所 ほか)
4章 なるにはコース(適性と心構え;入門する前に ほか)
著者等紹介
小泉博明[コイズミヒロアキ]
文京学院大学教授。博士(総合社会文化)。専門は日本文化と日本思想
稲田和浩[イナダカズヒロ]
演芸作家、作家。共同組合日本脚本家連盟演芸部副部長、文京学院大学非常勤講師
宝井琴鶴[タカライキンカク]
山形大学人文学部卒。講談協会所属。宝井琴星に入門。入門時の芸名は宝井琴柑。2019年、真打に昇進し、五代目琴鶴を襲名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)