内容説明
本書は、金融業界における主要なプレーヤーのビジネスモデルがいかに進化してきたかの軌跡をたどることによって、金融仲介システムの長期的な動態を規定するメカニズムの解明を試みるものである。「伝統的銀行業」衰退と、投資銀行によるプリンシパル取引への傾注の背景には、ともに業務の分解による効率性追求があった。
目次
第1章 「伝統的銀行業」衰退論に見る銀行業界の変化
第2章 銀行貸出の多様性と競争の構図
第3章 銀行業界と大手銀行グループの収益動向
第4章 投資銀行業界における主体取引の定着
第5章 投資銀行の収益性低下と収益変動拡大
第6章 投資銀行のセルサイドとしての効率性追求とバブル
著者等紹介
神野光指郎[カミノミツシロウ]
1969年7月大阪市生まれ。1994年3月大阪市立大学商学部卒業。1999年3月大阪市立大学経営学研究科後期博士課程単位取得退学。4月福岡大学商学部専任講師。2009年4月福岡大学商学部教授。2018年4月大阪市立大学商学部准教授。学位:2002年3月博士(商学)(大阪市立大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
金融業界における主要なビジネスモデルの進化の軌跡をたどることで、金融仲介システムの長期的な動態を規定するメカニズムを解明。本書は、金融業界における主要なプレーヤーのビジネスモデルがいかに進化してきたかの軌跡をたどることによって、金融仲介システムの長期的な動態を規定するメカニズムの解明を試みるものである。「伝統的銀行業」衰退と、投資銀行によるプリンシパル取引への傾注の背景には、ともに業務の分解による効率性追求があった。
主要目次
第1章 「伝統的銀行業」衰退論に見る銀行業界の変化
第2章 銀行貸出の多様性と競争の構図
第3章 銀行業界と大手銀行グループの収益動向
第4章 投資銀行業界における主体取引の定着
第5章 投資銀行の収益性低下と収益変動拡大
第6章 投資銀行のセルサイドとしての効率性追求とバブル
神野 光指郎[カミノコウシロウ]
著・文・その他