内容説明
トヨタの開発試作工場にはもう一つのリーン生産システムの姿があった。工場責任者が試みたセル生産システムの構築を通じて、生産システムの自律化と統合化を解明した。技術開発やマザー工場機能の高度化が求められる日本の製造企業には成長のヒントとなろう。著者20余年にわたるセル生産システムの研究から、日本のモノづくりの明日が見える。
目次
序章 セル生産システムの課題―自律化と統合化の視点より
第1章 トヨタ生産システムの自律化と統合化―大野耐一の経営思想から
第2章 トヨタの開発試作工場に導入されたセル生産システム
第3章 セル生産システムの導入による工場現場の自律化―トヨタの開発試作工場を事例として
第4章 セル生産システムの導入による工場現場の統合化―トヨタの開発試作工場を事例として
第5章 工場現場の従業員から見たセル生産システムの実態―トヨタ・開発試作工場の元従業員の座談会より
終章 セル生産システムの自律化と統合化―トヨタの開発試作工場の新たな課題と試み
著者等紹介
信夫千佳子[シノブチカコ]
1958年大阪市中央区に生まれる。1982年関西大学商学部卒業。同年(株)船井総合研究所勤務を経て、1990年関西大学大学院商学研究科博士課程前期課程修了(商学修士)。1993年関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。秋田経済法科大学経済学部専任講師。1996年甲子園大学経営情報学部助教授。2004年追手門学院大学経営学部教授。博士(経営学)(東北大学)。2008年桃山学院大学経営学部教授。専攻は生産管理論、経営管理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)