内容説明
世界史と日本史の枠を越えたグローバルな視点で書き下ろした全く新しい記述スタイルの現代史。高校の歴史教育がいよいよ2022年から変わる!「日本史」と「世界史」を融合した新科目「歴史総合」に対応した参考書としても注目の書。
目次
第一次世界大戦―世界の変転
国際連盟の創設と「理想主義」―国際秩序の転換
「ワシントン体制」と「国共合作」
「戦争違法化」の世界とアジア情勢
満州事変―世界秩序への挑戦
孤立の反映する世界―決裂の連鎖
条約違反と戦争の間
日中戦争の全面展開
再び起こされた世界大戦
日中戦争からアジア・太平洋戦争へ
敗戦―新たなる対立
終戦―不正義に取引で応じる「償い」
正義と責任―歴史は誰がつくるのか
著者等紹介
伊勢弘志[イセヒロシ]
明治大学文学部兼任講師、成蹊大学非常勤講師。1977年、大分県生まれ。2001年、國學院大学文学部史学科卒業。2004年、桜美林大学大学院修士修了(国際政治学)。2011年、明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)