内容説明
昭和2年3〜4月、南京・漢口を中心に揚子江流域各地で、中国軍兵および民間人による日本人襲撃事件が起きた(南京事件)。驚くべきことに、この事件の5ヶ月後に、事件の被害者たちが証言や当時の公文書を集め真相を再現した記録を出版していたのだ。この衝撃的な記録『南京漢口事件真相 揚子江流域邦人遭難実記』を完全な形で翻刻。詳しい解題と時代背景解説付き。
目次
南京
蘇州
鎮江
蕪湖
九江
南昌
漢口
長沙
宜昌
重慶
船舶の被害
外務省公表文書
中支被難者連合会記事
いわゆる『南京事件』をめぐる三つの文献
著者等紹介
田中秀雄[タナカヒデオ]
1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家。台湾研究フォーラム、日韓教育文化協議会、軍事史学会、戦略研究学会等の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)