出版社内容情報
制度リスクから読みとく株式市場の大転換
株主至上主義、資本市場の効率性、
企業統治の優位性など“米国最強説”は本当か?
原油高、戦争、分断――それでも米国株は買い続けていいのか?
「米国株こそ最強」という通説は、
長年にわたり投資家の判断を支配してきた。
しかし今、その前提が静かに揺らいでいる。
本書は、金融・会社法を比較法の視点から分析し、
米国株の強さを支えてきた制度構造の変質を明らかにする。
同時に、日本における企業統治改革と制度的安定性に着目し、
「日本株は過小評価されてきただけである」という可能性を提示する。
市場の短期的な動きではなく、
長期の構造から投資の未来を読み解く一冊。
【目次】
はじめに
第1章 なぜ、これまで米国株は強かったのか
第2章 米国の「株主第一主義」は幻想
第3章 長期的成長のビジョンを失った米国
第4章 ESG投資をめぐる米国の混乱と世界の資本市場
第5章 こんなに違う日本とアメリカ
第6章 これから上昇可能性が高まる日本の株式市場
第7章 日本株市場のこれからの課題
第8章 わたしたちの投資は、どうあるべきか