目次
第1章 待遇表現の授業効果の検証―対応のあるサンプルのt検定による検討
第2章 初級中国人日本語学習者のテ形習得のメカニズム―反復のある分散分析と単純対比による比較
第3章 テキストの読み処理過程の解明―学習者はどのように日本語のテキストを読むか
第4章 反応時間実験パラダイムによるバイリンガルモデルの検証―中日バイリンガルを対象に
第5章 回帰分析による因果関係の証明
第6章 ブランドネームの知覚モードを介した態度形成のメカニズム―質問紙調査へのデータフィッティングの適用
第7章 夏目漱石の中・長編小説14篇の文章特性分析―テキスト分析のための統計手法
第8章 語彙習得における外国語としての日本語学習者の特性分類―IBM SPSS StatisticsとRによるクラスタ分析の紹介
著者等紹介
玉岡賀津雄[タマオカカツオ]
1955年愛媛県内子町生まれ。1990年カナダのサスカチュワン大学大学院博士課程修了。博士(Ph.D.、学術)。松山大学、広島大学、麗澤大学を経て、2009年より名古屋大学大学院人文学研究科教授。言語心理学者。母語話者および外国語学習者を対象に、音韻処理、語彙の音韻・書字・意味・統語情報、句および文構造、談話の認知処理、コーパス解析など広範囲の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)