目次
第1章 日本語学習者がメタ言語表現を学習することの意義
第2章 メタ言語表現とコミュニケーションのメタ認知との関係に着目した本書の位置づけ
第3章 メタ言語表現の学習の意義を検討するための調査とメタ言語表現の分析方法
第4章 初級日本語クラスにおけるメタ言語表現の学習
第5章 学習者がメタ言語表現を捉える観点
第6章 「人間関係」、「場」、「意識」、「内容」、「形式」に関するメタ認知の向上を促すメタ言語表現
第7章 「表現意図」に関するメタ認知の向上を促すメタ言語表現
第8章 談話の展開に関するメタ認知の向上を促すメタ言語表現
第9章 談話の多重構造に関するメタ認知の向上を促すメタ言語表現
第10章 日本語教育への提言と今後の課題
著者等紹介
李〓[リテイ]
1980年中国青海省生まれ。2009年文部科学省国費奨学金で来日し、2011年早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程に入学。2016年から2年間同研究科助手を務め、聖学院大学で非常勤講師として留学生に日本語を教える。2018年に博士号(日本語教育学)を取得し、日本大学文理学部助教に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)