小さな会社の儲かる整頓

著者:小山 昇【著】
出版社:日経BP

商品説明

内容説明

写真がたっぷり。5万人視察の現場をパクる!現場を強くしてきた、武蔵野流整理、整頓、清掃の3S。



目次

総論 なぜ「整頓」が一番、大事なのか(「整頓」は、「形から入って心に至る」;「整理」のコツは、置き場所をなくすこと;「清潔」へのこだわりには、落とし穴がある)
各論 社員がすぐ結果を出す整頓のコツ(数にこだわり、色にこだわる;願望を貼り紙にしない;ミスを99%潰す、超アナログの情報管理;従業員満足は、コミュニケーションの強制から)
仕組み編 強い現場はチェック&横展開(基準を定めて、チェックしよう;会社のなかをパクッて歩こう)



著者等紹介

小山昇[コヤマノボル]
株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年山梨県生まれ。東京経済大学卒業後、76年にダスキンの加盟店業務を手掛ける日本サービス・マーチャンダイザー株式会社(現在の武蔵野)に入社。77年に退職し、貸しおしぼり事業を手掛ける株式会社ベリーを設立する。武蔵野の創業者である故・藤本寅雄に請われ、87年に再び入社。89年社長に就任。社長就任時に約7億円だった売上高を、2016年5月期には54億円に伸ばし、国内で初めて日本経営品質賞を2度受賞(00年、10年)する優良企業に育てる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

精神論では会社は儲からない。儲けの7割は、「整頓」で決まる。累計5万人が視察した「強い会社の現場」を詳しく紹介
儲かる中小企業の現場には、どんな工夫が隠れているのか?
累計5万人が視察した「強い会社の現場」を
豊富な写真で詳しく紹介!

自分の会社を成長させるために、名経営者の話をたくさん聞いてきたが、
なかなか結果が出ない――そういう人は多くいます。
それはなぜでしょうか。 その名経営者が率いる会社の現場を、
しっかり見ていないからではないでしょうか。

名経営者がどんなに言葉を尽くしても伝わらないものがあります。
なぜなら、経営の真髄は現場にあるからです。
本書では、豊富な写真で、あなたの会社を「儲かり体質」に変える方法をお伝えします。
<あなたの会社を「儲かり体質」に変える5ステップ>
1.5万人が視察した株式会社武蔵野の現場の写真がたっぷり!
2.写真があるから、すぐにパクって実践できる
3.自社のモノの置き場所、置き方が改善される(=整頓)
4.会社が変わる。社員が成長する(形から入って心に至る)
5.儲かる会社の土台ができる!


なぜ「整頓」なのか?「儲かる会社」とは、絶え間なく変化できる会社です。
では、何を変えるのか。形あるモノを変えていくのです。
モノの置き場所を変えれば、社員の行動が変わります。
結果、心が変わります。

モノの置き場所を変えるとは、すなわち整頓。
だから「儲けの7割は整頓」なのです。
そこに整理と清掃を加えた3Sは、どんな職場でもすぐ導入でき、
結果に直結する万能薬。
あなたの会社を大きく伸ばす、強い現場をつくりましょう。

[総論] なぜ「整頓」が一番、大事なのか
第1章「整頓」は、「形から入って心に至る」
第2章「整理」のコツは、置き場所をなくすこと
第3章「清潔」へのこだわりには、落とし穴がある
[各論] 社員がすぐ結果を出す整頓のコツ
第4章 数にこだわり、色にこだわる
第5章 願望を貼り紙にしない
第6章 ミスを99%潰す、超アナログの情報管理
第7章 従業員満足は、コミュニケーションの強制から
[仕組み編] 強い現場はチェック&横展開
第8章 基準を定めて、チェックしよう
第9章 会社のなかをパクッて歩こう

はじめに

[総論] なぜ「整頓」が一番、大事なのか

第1章………… 「整頓」は、「形から入って心に至る」
[Q01] 仕事における「モノを並べる基準」は何か?
[Q02] 社員はなぜ、面倒なやり方をやめないのか?
[Q03] 「徹底する」とは、どういうことか?
[Q04] 「家の掃除」と「職場の環境整備」の違いは?
[Q05] 整理整頓と、戦略、戦術の関係は?
[Q06] 「優秀な人」とは、どんな人か?
[Q07] 社員の心を変えるには、どうすればいいのか?

第2章…………「整理」のコツは、置き場所をなくすこと
[Q08] なぜ戸棚の扉をすべて外したのか?
[Q09] 余計なモノを増やさないコツは?
[Q10] 整理より整頓が大事なのはなぜか?
[Q11] 個人ロッカーがある会社の問題点は?
[Q12] なぜゴミ箱にキャスターをつけるのか?
[Q13] チラシを配らずに、捨てる社員。叱るべき?
[Q14] 余計なモノを劇的に減らす方法は?

第3章…………「清潔」へのこだわりには、落とし穴がある
[Q15] なぜ、全社一斉にワックスがけをしないのか?
[Q16] なぜ、床が美しいことに価値があるのか?
[Q17] スリッパに履き替える会社の問題点は?
[Q18] 掃除に力を入れすぎることの問題点は?
[Q19] なぜトイレ掃除が、若者の心をほぐすのか?

[各論] 社員がすぐ結果を出す整頓のコツ

第4章………… 数にこだわり、色にこだわる
[Q20] 「何個持つか」を、どう決めるか?
[Q21] 備品に数字を振るのはなぜ?
[Q22] 輪ゴムで引っかけたタグ。それが何の役に立つ?
[Q23] なぜ、この本はカラー印刷なのか?
[Q24] なぜ、発注管理は難しいのか?
[Q25] 「12色セットの蛍光ペン」を持つ人の問題点は?

第5章………… 願望を貼り紙にしない
[Q26] 業務改善に不可欠な情報とは何か?
[Q27] 「結果にこだわる」とは、何にこだわることか?
[Q28] 効果のない貼り紙の特徴とは、何か?
[Q29] 社員をやる気にする、グラフのマジックは?
[Q30] 最も役立つ売り上げグラフのつくり方は?
[Q31] 計画表が「ポスター」になるのを、防ぐには?
[Q32] 社員がつくった計画、社長がチェックすべきは?
[Q33] ボトムアップの経営は、正しいか?

第6章………… ミスを99%潰す、超アナログの情報管理
[Q34] マグネットを使ったチェック表、何が便利?
[Q35] 大事な情報はアナログで共有。それはなぜ?
[Q36] お客様の声をアナログで共有。それはなぜ?

第7章………… 従業員満足は、コミュニケーションの強制から
[Q37] なぜ管理職に「現場同行100回」を求めるか?
[Q38] なぜ、「サシ飲み」を申請させるか?
[Q39] 「サンクスカード」を書かせる教育的効果は?
[Q40] 企業間の競争は今、「何の奪い合い」なのか?
[Q41] 「もったいない」は、正しい価値観か>

[仕組み編] 強い現場はチェック&横展開

第8章………… 基準を定めて、チェックしよう
[Q42] 「やれ」と指示した後に、するべきことは?
[Q43] 社長が現場を回れば、十分か?
[Q44] 評価基準をつくるコツは?
[Q45] 社員を規律正しくするコツは?

第9章………… 会社のなかをパクッて歩こう
[Q46] 優良企業を視察する前に、見せるべき場所は?
[Q47] 気づけない人に、気づかせる方法とは?
[Q48] 「会社を変えたい」と願う社長が、陥る罠とは?

おわりに

小山昇[コヤマノボル]
1948年山梨県生まれ。東京経済大学卒業後、76年にダスキンの加盟店業務を手掛ける。日本サービス・マーチャンダイザー株式会社(現在の武蔵野)に入社。77年に退職し、貸しおしぼり事業を手掛ける株式会社ベリーを設立する。武蔵野の創業者である故・藤本寅雄に請われ、87年に再び入社。89年社長に就任。赤字続きの「落ちこぼれ集団」だった武蔵野を変えるべく、「環境整備で業界一になる!」と宣言。整理整頓を軸とした人材教育に注力し、経営改革を断行。社長就任時に約7億円だった売上高を、2016年5月期には54億円に伸ばし、国内で初めて日本経営品質賞を2度受賞(00年、10年)する優良企業に育てる。この経験をもとにダスキン業務の傍ら、中小企業の経営指導を手掛ける。現実に即し、人間の本性をとらえた組織づくりの手腕に定評があり、指導先は現在630社以上。そのうち5社に1社が過去最高益を達成。環境整備をはじめとするノウハウが詰まった現場を視察する「現地見学会」には、中小企業経営者とその幹部が年間2000人以上訪れる。累計の視察者数は5万人以上。




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