内容説明
ビジネスモデルとはいったい何でしょうか?「儲けの仕組み」?もちろんこれも正解です。しかし、これから新しい事業を創ろうとする当事者にとっては、それを超えた存在となります。本書では、ビジネスモデルの全容を平易に解説し、ビジネスモデル創造のサイクルを追体験することができます。新たな価値が生まれていくプロセスを、リアルなストーリーで学ぶことができる待望の一冊です。
目次
プロローグ ビジネスモデルが大切なワケ
第1章 思い切って模倣してみる
第2章 生まれたばかりのアイデアを形にしてみる
第3章 確かめるべきはアイデアの筋の良さ
第4章 巨人との戦い方を考える
エピローグ ジョブズのようになるには?
著者等紹介
井上達彦[イノウエタツヒコ]
早稲田大学商学学術院教授。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士(経営学)。広島大学社会人大学院マネジメント専攻助教授、早稲田大学商学部助教授(大学院商学研究科夜間MBAコース兼務)などを経て、2008年より現職。2003年経営情報学会論文賞受賞。独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、ペンシルベニア大学ウォートンスクール・シニアフェロー、早稲田大学産学官研究推進センターインキュベーション推進室長、特定非営利活動法人組織学会理事などを歴任。専門はビジネスモデルと事業創造(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ますます高まるビジネスモデルへの関心。ビジネスモデル・イノベーションを成し遂げた企業が、産業界をリードするといっても過言ではありません。
本書では、ビジネスモデルのつくりかたについてわかりやすく解説していきます。模倣、リーン・スタートアップ、実験計画法、VOC、戦わない戦略…ユニークに見えるビジネスモデルは、地道な作業によってときに慎重に、ときに大胆に検討されていきます。そのステップを、ストーリーとともに解き明かす一冊です。