内容説明
「本編」では、事例に基づいたプロジェクトの推進経緯について、一貫してBOM再構築が必要な背景と環境変化、それにより発生した問題点、問題点に対する解決方法、プロジェクトの進め方と活動体制を問題解決パターン別に整理する。「解説」では、目的別BOM、部品番号のあり方、BOMの履歴管理、BOMの管理システム機能、モジュラー設計手法、業務要件定義の方法、RFP(提案依頼書)の記載方法など、一般に流通していないBOMに関するノウハウや、プロジェクトの現場で生まれた実践的なツールに関する情報を提供する。
目次
序章 BOMの再構築が急務である理由
第1章 グローバルモノづくりを強化するためのBOM再構築
第2章 ホストリプレースを契機としたBOM再構築
第3章 設計BOMを軸とした技術情報管理と投資対効果の評価
第4章 モジュラー設計とBOM再構築による多品種化とLT短縮の両立
第5章 図面文化からの脱却
第6章 BOM再構築プロジェクトの設計
終章 モノづくりプロセス改革で成功する企業に共通する7つの法則
著者等紹介
三河進[ミカワススム]
日本電気株式会社・コンサルティング事業部。大阪大学基礎工学部卒。精密機械製造業、PLMベンダー、外資系コンサルティングファームを経て現職。専門分野は開発設計プロセス改革(リードタイム短縮、品質マネジメント、コストマネジメント)、サプライチェーン改革(BOM、サプライヤーマネジメント)、情報戦略策定、超大型プロジェクトマネジメントの領域にある。自動車・電機・ハイテク・重工などのPLM・SCMに関する業務改革プロジェクトに従事中。NCPシニアビジネスコンサルタント。システムアナリスト(経済産業省)。全能連認定マスターマネジメントコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
BOMは、社会環境の変化によって再構築が叫ばれています。本書は、問題解決パターンごとの進め方、留意点を解説した実務書です。 BOMとは、製品を構成する部品リストのこと。グローバル化による製品バリエーションの増加、開発期間短縮、開発・生産プロセスの分散化、またコンプライアンスの強化、IoT、AIに代表される新しいテクノロジーの登場などなどにより、BOMが果たす役割は多様化し、再構築の機運が大きくなっています。本書は、実際のBOM再構築プロジェクト事例をモチーフとして整理した5つの問題解決パターンを解説します。
「本編」では、事例に基づいたプロジェクトの推進経緯について、「解説」では、目的別BOM、部品番号のあり方、など、一般に流通していないBOMに関するノウハウや、プロジェクトの現場で生まれた実践的なツールに関する情報を提供しています。
序 章 BOMの再構築が急務である理由
第1章 グローバルモノづくりを強化するためのBOM再構築
第2章 ホストリプレースを契機としたBOM再構築
第3章 設計BOMを軸とした技術情報管理と投資対効果の評価
第4章 モジュラー設計とBOM再構築による多品種化とLT短縮の両立
第5章 図面文化からの脱却
第6章 BOM再構築プロジェクトの設計
終 章 モノづくりプロセス改革で成功する企業に共通する7つの法則
三河 進[ミカワススム]
著・文・その他