内容説明
「行政」をどのように捉え直すか。市民のための行政を実現するために何ができるのか。行政学の過去、現在、将来を見すえて、あるべき行政の姿を実現するための糸口を探る。
目次
序章 学問のありようと本書の特徴
第1章 行政学における議論を理解するために
第2章 行政学の行政との関わり方
第3章 行政学の生い立ちと行く末
第4章 官僚制を解明しようとする努力
第5章 能率的な行政と能率的な行政組織
第6章 行政責任とその確保
第7章 地方自治を確立するための地方分権
第8章 政策に対する研究アプローチ
第9章 危機管理から何を学ぶか
第10章 政策実施研究から見る行政学の可能性
著者等紹介
真山達志[マヤマタツシ]
同志社大学政策学部教授。1955年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。茨城大学人文学部助教授、同志社大学法学部教授などを経て、2004年4月より現職。専攻:行政学、政策実施論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)