転換期ドイツの経済思想―経済史の観点から

著者:柳澤 治【著】
出版社:日本経済評論社

商品説明

内容説明

16世紀の初期資本主義・宗教改革期と19世紀の産業革命・市民的変革期。ドイツの二大転換期における経済思想の革新性とダイナミズム、その展開を解明する。経済史と経済思想史の斬新な交流の試み。



目次

経済史と経済思想史の交流―大塚久雄の研究との関連で
1 初期資本主義・宗教改革期の経済思想―M.ルターから見て(宗教改革期M.ルターの経済思想とその近代性―商品生産者の利潤観念;M.ルターの経済思想の背景―ルター家とマンスフェルト銅精錬業・鉱山業)
2 産業革命期における自由主義的な経済思想―三月革命へ(産業革命開始期における価格・利潤観念―ドイツ古典派のL.H.ヤーコプとG.フーフェラント;ドイツ古典派経済学の自由主義的性格―K.H.ラウの場合;三月革命前夜におけるF.・リストの経済思想の影響;三月革命期のドイツ立憲国民議会と経済問題―大衆運動への対応)



著者等紹介

柳澤治[ヤナギサワオサム]
1938年東京都に生まれる。1966年東京大学大学院経済学研究科博士課程退学。東京大学社会科学研究所助手、明治学院大学経済学部講師、助教授、東京都立大学経済学部助教授、教授、明治大学政治経済学部教授を経て、東京都立大学名誉教授、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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