内容説明
認知症の人の“生活”のこと考えてみませんか?認知症の人は、なぜ“せん妄”を起こしやすいのか?薬を使わなくてもケアでBPSDを抑えることができるのを知っていますか?高齢者ケア施設の「認知症看護認定看護師」たちの実践が病院の“なぜ?”に答えてくれます。
目次
第1章 “終の住処”にもなる生活の場で認知症の人と共に―特別養護老人ホーム(誰もが平等であるために認知症の人の“代弁者”となりたい;施設の看護師の判断が認知症の人の生命を左右する ほか)
第2章 さまざまな可能性を持つ“中間施設”での認知症ケア―介護老人保健施設(認知症の人の「笑顔を支える」施設看護をめざして;「今までの生活」を継続するために施設でできる支援をめざして ほか)
第3章 医療に頼らないときから“その後”を見据えて寄り添う看護―有料老人ホーム(できること、できないことを見極め、「さりげなく支える看護」に取り組む;認知症ケアこそ“看護の原点” ほか)
第4章 地域のあらゆる資源で可能な“認知症の人”への看護―グループホーム、看護小規模多機能型居宅介護、クリニックほか(利用者はもちろん職員も笑顔でいられる施設をめざして;「看護」を必要とする人に寄り添い、自分自身の内面も磨き続ける ほか)
第5章 対談(“老いの医療化”に惑わされず、認知症の人の“本当の姿”を見つめてほしい)
出版社内容情報
認知症看護認定看護師「施設の会」[ニンチショウカンゴニンテイカンゴシシセツノカイ]
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