内容説明
「本物みたい!」著者の水引アートの花は、自然の中に置いてみるとその素晴らしさが実感できます。一輪でもその存在感はあります。集合すれば、まさに庭園にいるような臨場感です。本書は、40年以上もの間「水引アート」の世界を築いてきた著者が、独自な創作手法で作った花の作品と、その作り方です。従来の本づくりに、新しい工夫を加えてまとめています。「花の形」「葉の形」、および形状別に紹介し、その組み合わせ方や結び方、基礎結びなど紹介しました。水引アートに親しむ方々に、造形の妙を解き明かした虎の巻のような本です。水引アートの美しさ、醍醐味をご堪能ください。
目次
アブチロン
シクラメン
アルストロメリアとグロリオサ
秋明菊
コスモス
キク
水引アート 花の作り方(花弁;花冠;葉;がく;花芯)
カワラナデシコ
フリージア
カトレア
フリルシクラメン
カラー
グラジオラス
使用する道具・材料
本書で使っている結び方
著者等紹介
梶政華[カジセイカ]
東京都青梅市出身。水引研究歴50年。リボンフラワーを習う傍ら、水引にも惹かれて様々な手法を習得し、独自の水引アートを創出。「政華流水引アート」を興した。水引アートの啓蒙に務め、銀座での2回の個展を初め、東京都庁展望室での展示会、デパートやホテルで展示会・作品販売を実施。フラワー資材総合見本市では1992年に都知事賞、93年には金賞を受賞している。97年にはNHKの「おしゃれ工房」にも出演。ほかにもTV出演も多数。水引ジャンルのパイオニアである。現在NHK学園講師、NHK文化センター講師、「政華流水引アート」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)