内容説明
「根付」とは、印籠や袋物などの提物を帯に挟んで下げる時の留め具として使うものです。その良さは、何といっても庶民的な味わいであり、その魅力は、繊細な彫刻で表現されたひねり・しゃれ・おかしみ・あたたかみなどにあるといわれます。本書は、「伊勢根付」の第一人者である著者が、木を材料に彫る根付の制作方法を、多くの写真と図でやさしく紹介した待望の入門書です。「栗」「茄子」「きのこ」「瓢箪」「落花生」など、木肌の味わいを生かした12作例で学べます。木彫をこれから始められる方、すでに他の木彫をなさっている方にもお楽しみいただける参考書です。
目次
実技入門
基本作品の制作(栗;茄子;きのこ;瓢箪;落花生;筍)
応用作品の制作(お多福豆;豌豆;蛤;柿;南瓜に蝸牛;福郎)
出版社内容情報
「伊勢根付」の第一人者である著者が、木を材料に彫る根付の制作方法を、多くの写真と図でやさしく紹介した入門書。「栗」「きのこ」「瓢箪」「落花生」など、木肌の味わいを生かした12作例で学べる。
※2009年初版、2018年新装版刊行の同名書籍の内容を一部改訂し、カバーデザインを変えて再刊行したものです。