内容説明
「作品は作るものではなく、生まれてくるもの」という。説明的な輪郭を排し、風景の持つ質感、空気感の表現を追求した。昭和30年代という、追憶の匂い漂う原風景を木版画にしている。
目次
美濃・尾張の風景
二つの川
富山の風景
高山―飛騨の風景
合掌造りの村
夕景
金沢の風景
古都の風景
安曇野にて
旅篭〔ほか〕
著者等紹介
牧野光陽[マキノコウヨウ]
1947年富山市に生まれる。1962年富山県立富山高校入学。1965年国立金沢大学教育学部中等国語科入学。1970年金沢大学教育学部中等国語科卒業。愛知県公立学校に就職。1982年第32回日本板画院展入選。以後、数多くの賞を受賞。1992年日本板画院理事。以降、数年間理事、審査員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)