中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史

著者:金井 雄一【著】
出版社:名古屋大学出版会

商品説明

内容説明

社会に深く浸透している経済学の「常識」が、いかに貨幣の実態を捉えそこね、不合理な判断や施策を生み出してきたか、イギリス金融史の精緻な分析をもとに鋭く実証。近代的貨幣の生成プロセスを「信用」の次元から描き直すことで、MMTにもつながる素朴な認識を覆し、政策の指針を示す。金融政策の再構築にむけて。



目次

序章 金融政策の前提を疑う―外生説批判の必要性
第1部 貨幣内生の現象―イギリス金融史の実態(通貨論争期における金準備と銀行券流通;第一次大戦期のカレンシー・ノート発行;両大戦間期における金本位復帰と金本位放棄;額面別・地域別流通に現れる銀行券の内生性)
第2部 貨幣内生の根源―振替決済システム形成と信用先行(物々交換神話の解体と信用先行視点の導入;振替決済システムの形成とロンドン金融市場;イングランド銀行と預金・銀行券の普及;振替決済システムの発展と銀行券の現代化;補論 MMTにおける内生説・外生説の混在)
終章 天動説から地動説へ―振替決済システムと信用先行による内生的貨幣供給



著者等紹介

金井雄一[カナイユウイチ]
1949年岐阜県に生まれる。現在、名古屋大学名誉教授、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

社会に深く浸透している経済学の「常識」が、

いかに貨幣の実態を捉えそこね、

不合理な判断や施策を生み出してきたか、

イギリス金融史の精緻な分析をもとに鋭く実証。

近代的貨幣の生成プロセスを「信用」の次元から描き直すことで、

MMTにもつながる素朴な認識を覆し、政策の指針を示す。

金融政策の再構築にむけて




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