日本綿業史―徳川期から日中開戦まで

著者:阿部 武司【著】
出版社:名古屋大学出版会

商品説明

内容説明

明治の産業革命をリードし瞬く間に世界市場を制覇した日本綿業の競争力の源泉とは。近代的大紡績企業と、近世から続く農村織物産地や流通を担う問屋・商社などの連携による成長過程を初めて解明、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く決定版。



目次

日本綿業の生成と発展―紡績会社・織物産地・問屋
第1部 日本綿業の興隆(近代日本綿紡績業確立の背景―明治期を中心にみた農村織物業の特質;近代綿紡績業の勃興と定着;綿紡績業の技術と労働;戦前期日本綿業における女性労働;産地綿織物業の展開―徳川期から明治期まで;産地綿織物業における問屋制の盛衰;賃機から力織機工場へ―明治中・後期における泉南綿織物業の場合;明治後期の賃機工賃―大阪府泉南地方の帯谷商店資料)
第2部 日本綿業の黄金時代(戦間期における日本綿業の事業戦略―紡績業を中心として;戦間期における産地綿織物業の躍進;今治綿織物業の展開;備後地方で繊維産業がなぜ発展したのか;日本綿業と中国市場―一九一四〜一九三〇年;在華日本紡績同業会の活動;綿紡績企業における経営者群像)
日本の経済発展と綿業―総括と展望



著者等紹介

阿部武司[アベタケシ]
1952年生。1982年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、筑波大学社会科学系講師、大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て、国士舘大学政経学部教授、大阪大学名誉教授、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

明治の産業革命をリードし瞬く間に世界市場を制覇した日本綿紡績・織物業の競争力の源泉とは。近代的大紡績企業と、近世から続く農村織物産地や流通を担う問屋・商社などの連携による成長過程を初めて解明、衰退に向かう戦後も視野に、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く決定版。




【ご確認ください】

ご注文確定時に在庫切れの場合もございます。
 ご注文時の在庫先によっては4日以上(〜7日)かかる場合もございます。 当ストアではお取り寄せのご対応を行っておりません。

ご予約品と既刊商品カート・ご注文番号が分かれます
 ひとつのご注文番号におまとめすることはできません。
 ※ご予約品のうち、発売日が同じ商品のみひとつのカート・ご注文番号でご注文可能です。
 ※送料はご注文番号ごとに計算されます。

■ギフトなどのためにお届け先を別住所に登録されましても、金額入りの明細書は商品に同梱されます。当ストアでは一切のギフト対応を行っておりません。

■ご注文・お問い合わせの前に「お買い物ガイド」「ご注意点」をよくお読みください。

■お届け日のご指定は承っておりません。

■「帯」はお付けできない場合がございます。