内容説明
経済史の基礎と先端を示す最良の入門書。世界の経済はどのような軌跡をたどってきたのか。グローバル・ヒストリーなど最新の成果をもとに、欧米・アジアや世界各地域の発展プロセスをバランスよく解説、通史編とテーマ編の二部構成で学ぶ好評の経済史入門、大幅改訂による決定版。
目次
1 通史編(東西文明の興隆―ローカル・ヒストリーの時代;東西世界の対決と交流―ローカル・ヒストリーからインターリージョナル・ヒストリーへ;東西世界の融合―インターリージョナル・ヒストリーの時代;資本主義の生成と「近代」社会の登場―ナショナル・ヒストリーの勃興;資本主義による世界の再編成―ナショナル・ヒストリーからインターナショナル・ヒストリーへ;資本主義世界経済体制の転回―インターナショナル・ヒストリーの時代;第二次世界大戦後の経済社会の展開―インターナショナル・ヒストリーからトランスナショナル・ヒストリーへ)
2 テーマ編(市場経済の拡張とその限界―経済・経営活動の世界化;信用システムの生成と展開―経済活動と金融;市場の発達とその応用―経営活動の組織化;市場の失敗とその克服―経済活動の秩序化;近現代市場経済の諸問題と国家介入―経済活動と国家;福祉のコーディネーションと社会経済―経済活動と福祉社会;経済史認識の展開と現代)
著者等紹介
金井雄一[カナイユウイチ]
名古屋女子大学家政学部教授、名古屋大学名誉教授
中西聡[ナカニシサトル]
慶應義塾大学経済学部教授
福澤直樹[フクザワナオキ]
名古屋大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)