内容説明
限界革命以降現代まで経済学100年の歴史的展開を、修正されたクーン・モデルに基づき、競合的諸パラダイムの成長進化の過程として、理論内在的に、より多元主義的に、従って経済学の歴史を一義的発展としてではなく多義的・進化論的なものとして理解しようとするユニークな試み。
目次
序章 「科学史」としての経済学史
第1章 科学革命としての「限界革命」
第2章 経済システムの「解析力学」
第3章 「新古典」の基礎構築とそれを越えて
第4章 パレートとシュンペーター
第5章 1930年代の経済学研究
第6章 ケインズ革命
第7章 「経済理論批判への序曲」
第8章 経済学における時間と無知―経済人像の変貌
第9章 経済学と功利主義
終章 新たなパラダイムのための覚書き
出版社内容情報
限界革命以降現代まで経済学100年の歴史的展開を、修正されたクーン・モデ
ルに基づき、競合的諸パラダイムの成長進化の過程として、理論内在的に、よ
り多元主義的に、従って経済学の歴史を一義的発展論としてではなくむしろ多
義的進化論的なものとして理解しようとするユニークな試み。