内容説明
宇宙のできごとは、すべてがつながりあい、たった一度しか起こらない。末期的ガンを克服した著者が、心と身体をもった私たちの存在というリアリティに対峙し、心身二元論を超えて自然の理に基づく究極の医療を探る。
目次
第1章 さまざまなリアリティ(シンクロニシティ(共時性)とは何か
ユングが共時性の論文の中であげている逸話 ほか)
第2章 新たな医療を求めて(身体のしくみ;現代医学による身体観 ほか)
第3章 プロポリスの可能性を探る(病気は健康を快復するプロセスの現れ;プラシーボ反応の引き金を引くプロポリス ほか)
第4章 今を生きる(死というものは存在しない;自分の死を心配する人は、理想の死に方をイメージするといい ほか)
著者等紹介
松野哲也[マツノテツヤ]
1942年横浜生まれ。東京大学理学部生物化学科卒業。同大学院博士課程修了(理学博士)。ウイルス発ガン、腫瘍細胞のエネルギー代謝機構、抗ガン物質探索などの基礎医学研究に従事。1990年プロポリス成分が示す抗腫瘍活性の研究を始める。1996年渡米(コロンビア大学ガン研究センター教授)。自らのS字結腸ガン体験から心身相関性や「意識」に興味をもち、新しい研究の領域を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)