内容説明
日ユ同祖論の根拠を、古事記にあらわれる名前と数字から読み解く。さらに、今まで謎とされてきた日本創成期の物語と、神道の最高神である天照大神の正体を、聖書に比定して解読。
目次
1 古事記に隠されたものとそれを読み解くための鍵(歴史が見えてこない歴史書、古事記と日本書紀;旧約聖書とイスラエルの十二部族 ほか)
2 古事記に隠された旧約聖書の物語(神世七代―天地創造の七日間;伊邪那岐神と伊邪那美神―アダムとイブ ほか)
3 古事記に隠された新約聖書の物語(天の安の河の誓約―天照大御神の正体(三人の女性)
一人目の天照大御神―倭姫命 ほか)
4 古事記に隠された日本創成期の物語(神々の生成―日本人の先祖が辿ってきた経路;火神被殺―日本開拓の様子 ほか)
著者等紹介
石川倉二[イシカワクラジ]
1969年、大阪生まれ。2005年より、古事記や旧約聖書、および、新約聖書等の研究を開始。システムエンジニアだった頃の経験を活かして、古事記の全体の構造、および、部分間の関連を解析し、日本古代史の謎の解明に挑む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)