目次
文化史というアプローチ
第1部 制度と文化(宗教と文化―変化する信仰と近世イングランド;政治と文化―伝統と革新18世紀;労働と文化―「平凡な日常」とアイデンティティ ほか)
第2部 「イギリスらしさ」を読み解く(イギリス料理はなぜまずいか?;イギリス人はなぜ傘をささないのか?―絵に読むヴィクトリア朝の傘事情;なぜイギリス人はサヴォイ・オペラが好きなのか? ほか)
第3部 「悩めるイギリス」の文化的起源(総力戦という経験―第一次世界大戦と徴兵制;第一次世界大戦と「無名兵士」追悼のかたち;帝国の逆襲―ともに生きるために ほか)
揺らぐアイデンティティ―「イギリス人」のゆくえ
著者等紹介
井野瀬久美惠[イノセクミエ]
1958年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。甲南大学文学部教授。専攻はイギリス近代史、大英帝国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)