目次
第1章 農業生産における生物多様性保全の取組と生きものブランド農産物
第2章 豊岡におけるコウノトリの野生復帰に向けた取組
第3章 コウノトリ育む農家たち
第4章 コウノトリ育む農法のフロンティア
第5章 「コウノトリとの共生」をめぐる豊岡市民およびコウノトリ育むお米の消費者の動向
第6章 コウノトリ育むお米の価値形成に関する経済分析―市場的価値と環境的価値の分離
第7章 コウノトリ育むお米が生み出す経済相乗効果
著者等紹介
矢部光保[ヤベミツヤス]
九州大学大学院農学研究院教授。食料・環境・エネルギーの相互関連を考慮した農業環境政策を中心に、生物多様性、バイオマス、アメニティの経済評価などの研究を行っている。ロンドン大学客員研究員、農林水産省農林水産政策研究所室長など経て現職。博士(農学)
林岳[ハヤシタカシ]
農林水産省農林水産政策研究所主任研究官。バイオエネルギー、地球温暖化、生物多様性、農業の多面的機能などをテーマに、農業環境政策分野で幅広い研究を行っている。日本代表団としてバイオエネルギー関係の国際会議にも出席。農学(博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)