内容説明
人は独りでは生きられない。ちょっとだけでいいから人によって生かされていることを学校で味わってほしい。新学習指導要領に入ったキーワード「人間関係」をどう生かすか。
目次
序章 「ある少年の物語」と特別活動
第1章 なぜ、いま特別活動なのか
第2章 人間関係が苦手な子どもたち
第3章 学校が抱える問題、解決の鍵は特別活動
第4章 特別活動で人間関係をどう築くか
第5章 人間関係をつくる学級活動 理論編
第6章 人間関係をつくる学級活動 実践編
第7章 人間関係を形成する児童会・生徒会活動など
第8章 特別活動、今後の課題とプランづくり
第9章 教師が人間関係形成能力を高めるために
著者等紹介
杉田洋[スギタヒロシ]
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官(小学校・特別活動担当)。埼玉県出身。学生時代に、青少年健全育成を中心としたボランティア活動に没頭した経緯から教職をめざす。浦和市小学校・浦和市教育委員会・さいたま市教育委員会勤務を経て、平成16年4月より現職。教育現場での豊富な経験を生かし、とくに児童の集団活動を通した人間関係づくりや、社会性の育成指導に尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)