目次
Prologue アール・ヌーヴォーとエミール・ガレのガラス芸術
1 初期 1846‐1884 歴史主義から奇想のデザインへ
2 中期 1885‐1889 刹那の自然を造化する革新者
3 後期 1890‐1900 古都ナンシーの前衛芸術
4 最晩年 1901‐1904 象徴と形象―到達した普遍の美
Epilogue 没後 1905‐1931 大量生産メーカーへの移行―没後のガレ商会
著者等紹介
鈴木潔[スズキキヨシ]
1954年神奈川県生まれ。東京教育大学教育学部芸術学科卒業。筑波大学大学院芸術学研究科博士課程単位取得退学。武蔵野美術大学、玉川学園女子短期大学、東京歯科大学、筑波大学非常勤講師等も務めながら、北澤美術館学芸部長、黒壁美術館館長、長浜アートセンター館長、(株)黒壁取締役・執行役員等を歴任。美術史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
モチーフの草花や昆虫からは命の尊さまでも感じとれるような、ガレのガラス工芸作品の詩情豊かな世界と、それを見事に表現する創意と工夫を迫力の大画面で堪能できる1冊。ガラス工芸作品約150点を収載。