内容説明
医薬と医療を照らす近未来創薬研究、多様化するモダリティをまとめて解説。中分子医薬(ペプチド医薬、核酸医薬)、CAR‐T細胞療法を始めとする細胞治療、MSCやiPS細胞を用いた再生医療、ゲノム編集などを応用した遺伝子治療、mRNAワクチン、エクソソーム創薬、コンパニオン診断薬、PROTAC、DEL、iChip、AI創薬など、話題の創薬研究・手法をわかりやすく紹介。
目次
第1部 中分子医薬および関連医薬(次世代医薬としての中分子医薬;ペプチド医薬およびペプチド様医薬;核酸医薬 ほか)
第2部 遺伝子治療、再生医療・細胞治療および関連医薬(遺伝子治療;再生医療・細胞治療;エクソソーム創薬 ほか)
第3部 次世代医薬開発において注目すべき創薬手法・技術(新しい創薬手法―標的タンパク質を分解するPROTAC;創薬のための新スクリーニング手法―DEL(DNAコード化化合物ライブラリ)
創薬のための新たなデバイス―iChip(未倍養微生物) ほか)
著者等紹介
長野哲雄[ナガノテツオ]
1949年東京都に生まれる。1972年東京大学薬学部卒。1977年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。現東京大学創薬機構客員教授。東京大学名誉教授。専門は薬学、ケミカルバイオロジー。薬学博士
川西徹[カワニシトオル]
1952年東京都に生まれる。1976年東京大学薬学部卒。1978年東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。現、食品安全委員会委員、国立医薬品食品衛生研究所名誉所長。専門は医薬品食品評価科学、薬理毒性学。薬学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
長野 哲雄[ナガノ テツオ]
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川西 徹[カワニシ トオル]
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