目次
この本の内容―なぜ読まなければならないのか?
脳の神経基盤―ヒトの薬物欲求について動物が教えてくれること
超気持ちいい!脳内報酬システム
脳内における薬物作用のABC
支配される脳!
なぜ薬物はそんなにも強力なのか?
長期間にわたって脳は変化してしまう!
私は薬物依存者になってしまうのだろうか?
ストレス、社会的地位と薬物
ギャンブル、セックス、食べ物
薬物はほかにどのような作用があるのか?
女性と思春期
治療―どうすれば良くなるだろうか?
将来はどうなるのだろうか?
著者等紹介
クーハー,M.[クーハー,M.] [Kuhar,Michael]
ヤーキス国立霊長類研究センター教授、エモリー大学医学部教授、ジョージア・リサーチアライアンスに在籍。専門は、脳、精神疾患、脳に影響を及ぼす薬物の構造とその機能解析。薬物依存とアディクション(嗜癖)は長年の主要な研究テーマとなっており、この分野での研究業績は多く、論文の引用率も高い科学者の一人である。また、学生、ポスドクおよび外部研究者の教育にも力を入れている。こうした研究業績および人材教育に対する評価は高く、数々の権威ある賞を受け、研究と教育の両面に貢献している
舩田正彦[フナダマサヒコ]
1965年長野県に生まれる。1989年星薬科大学薬学部卒。1994年星薬科大学大学院博士課程修了。博士(薬学)。独立行政法人国立精神・神経医療研究センター室長。専門は薬物依存(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)