広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ

著者:門脇 仁【著】
出版社:築地書館

商品説明

内容説明

国土の1/3を森林に覆われたフランス。その木々のうち、7割は広葉樹である。修道院による大開墾や度重なる戦火によって荒廃し、一時は10%台まで低下した森林率を、フランスはいかにして取り戻し、植生の多様性を大切にした、本来の自然を模倣する森づくりを成し遂げたのか。ヨーロッパの歴史と森林政策、伝統から未来へとつなぐフランス林業のあり方、人々の広葉樹への愛と、拡大造林の影響が続く日本との比較から、全体最適の森に向けた広葉樹林業を紹介するフランス「森林の書」。



目次

1 知られざる森林立国―ガリアの魂とフランス林業(オークでよみがえったノートルダム・ド・パリ;ビストロの看板も、パン工房の木炭も;自由・平等・緑愛 ほか)
2 千年樹が見た日々―フランス森林再生史(密林が覆う氷河期明けの大地;恵みの森、シェルターの森;栽培、交易、祭祀―すべては森のはずれから ほか)
3 ユーラシアの東と西で―森と林業の日仏比較(「弓」と「盾」;山河の森、平原の森;海洋性と大陸性、寒帯と亜熱帯の気候クロスロード ほか)



著者等紹介

門脇仁[カドワキヒトシ]
1961年浦和市生まれ。慶應義塾大学卒。「国連持続可能な開発委員会」の理念にもとづく国際援助専門誌を経て、1994年に渡仏。日仏の森林生態系と林業についての比較研究で、フランス国立ヴァンセンヌ・サン=ドニ大学(パリ第8大学)大学院人間生態学研究科上級研究課程を修了。在仏中、フランス環境ジャーナリスト・作家連盟(JNE)加盟。帰国後、環境省所轄の公益法人を経て独立。現在までエコロジー、生態学史、ネイチャーライティングなどの著述、翻訳(英・仏)、講義・講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

まさかの森林大国。
一人当たりの森林面積では日本を超えたフランス林業、奇跡のカムバックを描く!

国土の1/3を森林に覆われたフランス。その木々のうち、7割は広葉樹である。
修道院による大開墾や度重なる戦火によって荒廃し、
一時は10%台まで低下した森林率を、フランスはいかにして取り戻し、
植生の多様性を大切にした、本来の自然を模倣する森づくりを成し遂げたのか。

ヨーロッパの歴史と森林政策、伝統から未来へとつなぐフランス林業のあり方、
人々の広葉樹への愛と、拡大造林の影響が続く日本との比較から、
全体最適の森に向けた広葉樹林業を紹介する。
日本初のフランス「森林の書」。




【ご確認ください】

ご注文確定時に在庫切れの場合もございます。
 ご注文時の在庫先によっては4日以上(〜7日)かかる場合もございます。 当ストアではお取り寄せのご対応を行っておりません。

ご予約品と既刊商品カート・ご注文番号が分かれます
 ひとつのご注文番号におまとめすることはできません。
 ※ご予約品のうち、発売日が同じ商品のみひとつのカート・ご注文番号でご注文可能です。
 ※送料はご注文番号ごとに計算されます。

■ギフトなどのためにお届け先を別住所に登録されましても、金額入りの明細書は商品に同梱されます。当ストアでは一切のギフト対応を行っておりません。

■ご注文・お問い合わせの前に「お買い物ガイド」「ご注意点」をよくお読みください。

■お届け日のご指定は承っておりません。

■「帯」はお付けできない場合がございます。