雨もキノコも鼻クソも 大気微生物の世界―気候・健康・発酵とバイオエアロゾル

著者:牧 輝弥【著】
出版社:築地書館

商品説明

内容説明

大気中の微生物の意外な移動の軌跡と、気候や健康、食べ物、環境などへの影響を探る。次々と新しいことがわかってきた微生物の働きを追う、異色のサイエンス・ノンフィクション。気球や小型飛行機、ヘリコプターを使って、独自の大気微生物の採取法を開発。実験・研究の工夫、苦労、成功のエピソード満載。



目次

1 黄砂は微生物の空飛ぶ箱船
2 能登半島は“日本海のアンテナ”
3 雪山はエアロゾルの冷凍庫
4 ヘリコプター観測はアルパインスタイル
5 健康被害から食文化へ―変化のストーリー
6 日中韓蒙、ドラゴン
7 カビとキノコの森林バイオエアロゾル
8 シン・バイオエアロゾル研究
9 風の吹くまま、気の向くまま



著者等紹介

牧輝弥[マキテルヤ]
1973年6月京都生まれ。1996年3月京都大学農学部水産学科卒業。1998年3月京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻修士課程修了。2001年3月京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻博士後期課程単位取得中退。4月生物系特定産業技術研究推進機構博士研究員。2002年3月博士(農学)の学位取得。4月金沢大学工学部物質化学工学科助手。2008年4月金沢大学理工研究域物質化学系准教授。2020年4月近畿大学理工学部生命科学科教授。専門は、微生物生態学、バイオエアロゾル学。砂漠や森林、都市などの空気中を漂う微生物(バイオエアロゾル)の種類を調べ、これら大気微生物がどこまで飛んでいくのかを突き止めようとしている。大気微生物が及ぼす健康、生態、気候への影響も調査し、社会貢献できればと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

大気圏では、多種多様な微生物が空を飛んで何千キロも旅をしている。
空は微生物であふれていることがわかってきた。
彼らは、どこからやってきて、人間にどんな影響を与えているのか。

気球や飛行機、ヘリコプターを使った独自の微生物採取手法を開発した著者が、
実験・研究の工夫、苦労、成功談などをおりまぜながら、
大気中の微生物の意外な移動の軌跡と、
彼らの気候や健康、食べ物、環境などへの影響を探る、
異色サイエンスノンフィクション。




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