内容説明
人間理解に必須の成長・発達について、医学、神経科学や心理学を駆使して解説。また広汎性発達障害など発達の「つまずき」についても触れる。イラストやコラムにより、難解な内容を誰にでも理解できるように工夫した。
目次
第1章 育ちの概念と支える機構
第2章 胎生期から誕生へ―育ちの準備と人生のスタート
第3章 乳幼児期―将来の基礎をつくるとき
第4章 神経系の成長と成熟
第5章 学童期―理を学ぶとき
第6章 思春期―自らを見つめるとき
第7章 おとな―社会の中に生き、老いを知る
第8章 発達につまづいた子どもたち
第9章 育ちを支える社会機構
著者等紹介
竹下研三[タケシタケンゾウ]
鳥取大学名誉教授。福岡医療福祉大学教授。NPO法人子ども相談センター代表。1961年、九州大学医学部卒業。インターンの後、同大学小児科に入局。78年、鳥取大学医学部にうつり助教授、教授、医学部長を経て、2001年に退官。翌年より第一福祉大学(現・福岡医療福祉大学)教授。一方、NPO法人子ども相談センターを設立し代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人間の発達について、先天的な異常や成長過程における肉体的・精神的な問題等を解説。OT・PTの国家試験対策にも適した一冊。