内容説明
人生の様々な問題に悩み、苦しみ、恐れている人へ道元・沢木興道の禅を受け継ぐ老師が、心の置き所をアドバイス。安泰寺での最後の説法を増補して再刊。
目次
大失敗して落ち込んでいる人へ
いま自殺しようと思いつめている人へ
これから社会へ出るピカピカの若人へ
真剣勝負にのぞみ、腹の据え処を問う人へ
結婚前みずみずしい二人のために
夫や子供の世界にウンザリ顔の主婦へ
右か左か、いま人生の岐路に立つ人へ
人間関係で仕事をやめたいとボヤく人へ
打ち込むことがないと言う無気力な人へ
最愛の人を亡くし、悲嘆にくれている人へ〔ほか〕
著者等紹介
櫛谷宗則[クシヤシュウソク]
昭和25年、新潟県五泉市の生まれ。19歳の時、内山興正老師について出家得度し、安泰寺に10年間安居。耕雲庵で縁ある人と共に坐りながら老師のもとに通う。老師遷化の後、故郷へ帰り、地元や大阪などで坐禅会を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)