内容説明
どこまでも明るく、どこまでも肯定的に、風のごとくさわやかに生きていきたい!!壮絶な戦争体験を持つ仏教学の泰斗が、平易な言葉で自らの経験談やエピソードを織り交ぜ語った、諸経の王「法華経」の真髄。「法華経は現代にどのように生きるか」を追補して待望の名著復刊!
目次
羅什讃頌
オペラ白蓮花の序曲
光は東方を照らす
生かされて生きる
会うべき人についに会う
あっというまに信じてしまう
仇敵も、女人も、すばらしい
堪える人々
永遠のいのち
すさまじき楽天主義者〔ほか〕
著者等紹介
紀野一義[キノカズヨシ]
1922年、山口県萩市に生まれる。1948年、東京大学印度哲学科卒業。1958年、第1回印度学仏教学会賞受賞。1967年、第1回仏教伝道文化賞受賞。1989年、宝仙学園短期大学学長、1993年、正眼短期大学副学長。真如会を主催し、若い人々に仏教のこころを説く。2013年12月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)