内容説明
神仏が見事に融合し、心の基盤となってきた日本人の精神世界を再確認する、発見・感動・出会いの旅!
目次
高野山へ―自分を磨く山のみち
大神神社〜四天王寺―最初の神とほとけ
法華山一乗寺〜摩耶山天上寺―はるけき国から来た力
国の鎮めの盧舎那仏―東大寺大仏殿の天子の使命と願いをみる
西大寺―女帝の夢のいざよいの跡
青岸渡寺〜那智大社―こころ洗う源流の旅
石上神宮〜興福寺―剣から仏へ。祈りの道の行き着くところ
賀茂神社、物部の墓と太子の寺へ―神々の敗北と勝利のはてに
あおによし奈良のみほとけ道ふたつ―不屈の高僧、孤高の修行者
延暦寺〜神護寺―南都をこえて北嶺へ。平安仏教の幕開け〔ほか〕
著者等紹介
玉岡かおる[タマオカカオル]
1956年、兵庫県三木市生まれ。神戸女学院大学卒業。89年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)でデビュー。2008年『お家さん』(新潮社)で第25回織田作之助賞を受賞。またラジオ・テレビのコメンテーターとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)