内容説明
吉野に生まれ山伏として活躍し、約40年にわたり金峯山修験本宗の管長を務めた著者が、実践の中から湧きでた生き方・修行の極意を述べる。実践実修の道を歩んだ大先達ならではのストンと心に響く名言にあふれた一冊。
目次
第1章 自然法爾―はからいをこえて
第2章 秘密安心―修験道にいきる
著者等紹介
五條順教[ゴジョウジュンキョウ]
1926年、奈良県吉野山の東南院に生まれる。大正大学文学部史学科卒。1954年、大峯山護持院東南院住職。1971年、金峯山修験本宗第2代管長、総本山金峯山寺第28世管領就任。1974年、「断食・断水・不眠・不臥」を9日間守る「四無行」を満行。1975年、十万枚大護摩供満行。1976年、八千枚大護摩供満行。1300年の歴史をもつ山伏の修行道「大峯奥駈道」の復活に尽力。2009年5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)