内容説明
祖国を守るため、そして白人による500年以上にもわたる残虐な植民地支配からアジアを解放するために日本は立ち上がり、アジアの人々は双手をあげて日本軍を歓迎した―。臨場感あふれる「将校の手記」と親しみやすい「マンガ」で綴る大東亜戦争の真実。
目次
はじめに―日本人の戦争(〓山正之)
第1章 パレンバン落下傘部隊戦記(奥本實)(パレンバン作戦を想う/出陣;挺進基地プノンペン/離陸発進!;降下、戦闘/第一次遭遇戦;敵の増援部隊を遮断/聯隊主力、第四中隊の行動;第二次遭遇戦/串刺し ほか)
第2章 漫画「パレンバン落下傘部隊」ものがたり(磯米)
おわりに(奥本康大)
著者等紹介
奥本實[オクモトミノル]
大正9(1920)年10月、奈良県天理市櫟本町に生まれる。奈良県立奈良中学四年生のとき、陸軍士官学校へ入学という秀才。昭和16(1941)年10月中尉に昇進後、陸軍挺進練習部付、挺進第二連隊(第一挺進団所属)となり、スマトラ島パレンバン落下傘降下挺進作戦に挺進第二連隊第四中隊の第三小隊長として参戦。この作戦で最高殊勲をたて、生存者で初めての殊勲甲の武勲(正七位)に輝く。昭和18(1943)年2月19日、天皇陛下に単独拝謁を賜る(昭和天皇実録にも掲載)。陸軍197連隊(静岡での本土防衛軍)で陸軍大尉(大隊長)として終戦を迎える。平成23(2011)年7月90歳で逝去
磯米[イソヨネ]
岩手県釜石市生まれ。女子美術短期大学絵画科卒業。ガイドヘルパー兼歴史漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)