目次
第1章 特攻はなぜ生まれ、いかに戦ったのか(神風特別攻撃隊はこうして生まれた―世界に例のない体当たり攻撃;神風特別攻撃隊はいかに戦ったのか―日本が勝つ道はこれ以外にない;特攻の戦果は本当に少なかったのか―アメリカ軍は沖縄上陸をあきらめようとしていた)
第2章 若者たちはなぜ特攻を選んだのか(若者たちはこうして特攻に志願した―笑顔で飛び立っていく若鷲たち;若者たちはなぜ特攻に志願したのか―残された言葉が語りかけるもの;戦後の日本人はなぜ特攻を批判するのか―特攻隊をめぐる数多くの誤解)
第3章 外国人から見たカミカゼの真実(外国人はカミカゼをどのように見ているのか―世界の人々から尊敬され続ける特攻隊;外国人はどのように特攻隊員の遺書と手紙を見ているのか―隊員たちの清らかな心と武士道の精神)
第4章 元特攻隊員、関係者、遺族たちの戦後(元特攻隊員の戦後―戦友たちの真実を伝えたい;特攻隊員の関係者の戦後―ホタルになって帰ってきた隊員;特攻隊員の遺族たちの戦後―住む家すらなくなった「軍神の母」)
著者等紹介
吉本貞昭[ヨシモトサダアキ]
昭和34年生まれ。国立大学の大学院を修了後、中国留学を経て、現在は大学の研究機関に在籍。専門分野の中国研究の他に、大東亜戦争の、開戦と終戦原因、特攻の戦果、東京裁判と日本国憲法の検閲について研究している。約10年にわたり高等学校で世界史などを担当。昭和20年9月14日に、東京・市ヶ谷台上で割腹自決した陸軍大将吉本貞一は、親類にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)