戦争と劇場―第一次世界大戦とフランス演劇

著者:小田中 章浩【著】
出版社:水声社

商品説明

内容説明

価値観の転倒を引き起こした第一次世界大戦。激動のなか、威光を放ったフランス演劇界が強いられた変化とは?愛国心を掻き立て、プロパガンダに与し、文化の威信を賭ける者。一時の娯楽を夢見て、炸裂する風刺の中に一抹の真実を見出す観客。風俗劇やレヴューの流行、そして前線で開かれる軍隊劇場…新聞・雑誌から検閲調書まで渉猟し、戦争と演劇の関係の本質に迫る。



目次

序論
第1章 開戦とフランスの演劇界
第2章 愛国主義的演劇の構造
第3章 検閲とプロパガンダ
第4章 前線劇場と民衆演劇
第5章 劇界の主流派と戦争
第6章 戦争風俗喜劇の流行
第7章 レヴューの世界観
第8章 戦後の「戦争劇」
結論



著者等紹介

小田中章浩[オダナカアキヒロ]
1958年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(演劇)専攻博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、大阪公立大学大学院文学研究科文化資源学専修教授。著作として『現代演劇の地層―フランス不条理劇生成の基盤を探る』(2010年、ぺりかん社、日本演劇学会第四三回河竹賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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